旅の記録

 <第10回>

20191110日(日) 

秋の清澄白河方面への江戸遠足

 

  清澄白河駅→清澄庭園→霊厳寺→深川江戸資料館→希望者のみ反省会(深川発祥の郷土料理「深川めし」をいただきました)を行いました。

 

 秋晴れの一日、ボランティアガイドさんの丁寧な説明を聞きながら、1時間あまり「石の庭言われる広い清澄庭園を散策しました。

清澄庭園は、三菱財閥岩崎家三代が築いた回遊式林泉庭園で東京都指定名勝となっています。

かつては豪商・紀伊国屋文左衛門の別邸だったとも伝えられています。その後、持ち主が転々とし、明治11年に岩崎彌太郎が付近一帯約3万坪を取得したとのことです。全国の石の産地から岩崎家が集めた名石で造園を行い、社員の慰安や貴賓を招待する場として「深川親睦園」として開園されました。関東大震災時は、避難場所としての役割を果たし、多くの人命を救ったとのことです。関東大震災後、東半分が東京市(当時)に寄付され、1932年清澄庭園として開園し、その後、1977年には、西側に隣接する敷地を追加し開園しました。桜の木も多くお花見の季節に、また訪れたいと思いました。 

 

深川江戸資料館は、地下1階、地上2階の吹き抜けの建物に、江戸・天保年間の深川佐賀町の町並みを再現した資料館です。階段を降りると屋根の上の猫が鳴き、出迎えます。八百屋、搗米屋、船宿、長屋などが並び、店先には江戸時代の庶民の生活を彷彿とさせる大根や小松菜も展示されています。いなり寿司や天ぷらの屋台もあり、江戸情緒を楽しめました。

江戸時代にタイムスリップしたような江戸遠足でした。